2022年4月14日 d-column

きみはコスモを感じたことがあるか!?

【Column】コフレカという小宇宙ってなにもの?秘密の宝箱ってなに?

RockbookStudioに、少し前にやってきた小宇宙がある。
艶のある筐体の存在感は、個性的な家具や照明の多いスタジオの中でもひときわの強さ。一体これは何なのかといえば、ミニバーが隠された秘密の宝箱なのであった。
この小宇宙に引き込まれてしまうと、大変なのである。

家具職人の技の粋を集めたこの宝箱の名前は「CoffreK(コフレカ)」という。

もちろん造語。フランス語で宝石などを入れる小箱を意味する「coffret(コフレ)」と製作者である小林木工の頭文字Kを組み合わせ、何とも良い音感の名前を作ったものだ。

近づいて扉を開いてみる。重厚で輝く扉には優雅なアールがつけられていて、この曲木の技だけ見ても「これは相当なアレだわね」と感じてしまう。アレというのはこの場合、賞賛の意味である。あまりにすごいものを見ると語彙力が小学生並に下がってしまうことがあるが(私だけではなかろう)、つまりそういうことだ。
さて、開けた扉の中には何が詰まっているかといえば、自他共に認める酒好きの私の目が少女漫画の主人公のようにキラキラしてしまう、ミニバー!自宅にミニバーだよ?

コフレカ TreasureBar
https://dbookstudio.net/dp/coffrek/index.html#target/page_no=9

ワインを冷やすのに適したボウルは氷を張ってもよし、ライトなシンクとしても使い勝手が良さそうである。

しかし最初に目がいくのはやはり下段中央に鎮座するワインセラーだろう。この場合、中にはオーパスワンやら何やら高級なワインが入っているべきであろうが、私には買えないので「いつかは入れたる!」と決意を固めるのみなのだが。
そしてアッパーにはグラスホルダーに収納されたワイングラスが煌めき、開いた扉の裏側のシェルフを見れば「ハードリカーを並べておくのはここだな」などとシミュレーションが始まってしまうのであった。

そして、酒といえば音楽。切っても切れない関係のそれを楽しむための仕掛けまで用意されていた。
職人の技を集めたからといって、古くさいものなんかじゃないのだ。 現代には欠かせない技術「Bluetooth」に対応した高音質のスピーカーが壁面に内蔵されていて、スマホやタブレットなどから好みの音楽を再生させることができる。「バーといえば音楽だもんね」などと言いながら、カッコつけて渋いジャズなどを流してみちゃったりして、とまた想像が止まらない。

ここまで扉の前に立ってから2分。

CoffreKという小宇宙が私に夢を見させた。引き込まれて白昼に堂々とお酒を楽しむことを想像し、しばしトリップしてしまった。現実に戻っても、そこには美しく輝き曲線を描く宝箱は存在していた。 いつかこれをお迎えしよう。そして優雅な飲兵衛ライフを送るのだ。

この小宇宙が気になったそこのあなた、RockbookStudioに来て扉の前に立ってみてはどうだろう。 きっと引き込まれてしばらく戻ってこられないに違いない。

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