2022年5月25日 column

ハイチから来たSDGsなイケメン彫刻

【Column】カリブ海の島国の匂いさえ感じる男前なアートが登場

「ハイチ」と聞くと、どんなイメージが思い浮かびますか?自然?海?常夏?
なかなかパッと思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか。

カリブ海の島国ハイチは、ブードゥー教という宗教の影響を受け、
独自の芸術性をとても高く評価されています。まさに、「アートの国」なのです。
現地では、色彩豊かな絵画、個性的なアクセサリーなど多彩な作品が多く売られているそうです。
「Haiti Metal Art(ハイチメタルアート)」もそのうちの一つ。

Haiti Metal Art(ハイチメタルアート)は、ハイチの伝統的な物産の一つとして1950年初頭からスタートしました。
使われている素材はなんとドラム缶!廃材として捨てられたドラム缶を再利用し、アーティストがノミとハンマーだけで一つひとつ手作業で彫刻して仕上げているんです。

しかも、金属にデザインを書くときはチョークで書いているそうです。チョークって…!書きづらいものNo.1ですよね。
作品をよく見ると本当に細かいところまで繊細に作られていて、どれもお値段以上の価値がある作品だなぁと思います。

ハイチメタルアートのオフィシャルサイト
https://haiti-cherie.com

こんな魅力的なハイチメタルアート、実は人道支援、社会貢献としての意義もあるんです。 東日本大震災の1年前、2010年1月12日にハイチは未曾有の大地震に襲われ、大変な被害を受けました。その惨状を知ったフランス人のANNE MUCCIさんが、ハイチを経済的に支援することが必要と考えてメタルアートをパリの見本市で紹介しました。そのANNEさんとパリで出会った日本人バイヤーが、「生命の樹(Tree of Life)」シリーズに魅せられて取り扱いを始め、日本でも購入できるようになったというわけです。 素敵なアートを手元に置くことで、同じ大震災を経験した国の支援にもなるって素敵なことですよね。

サイズは20㎝~85㎝と幅広く、デザインも様々。
必ずお気に入りの作品に出会えるはず!

オンラインストア「MONOCOTO百貨店」
https://monocoto-department.com/shopbrand/haiti-cherie/