TIGER SWISS

Tiger Swissは1938年にスイスで生まれました。
ほぼ全てのスイス人は、自分の子ども時代に“Tigerli”タイガーリ(スイスドイツ語では小さく愛らしいものを、語尾に“リ”と付けて呼ぶ事が多い)と呼ばれるこの靴の何足かを履いていたでしょう。
独特なデザインのTiger Swissの靴はドイツ語でTiger finkと呼ばれ、自然素材を使用し通気性が良く、手作りされています。
この赤いポンポンが愛らしい靴は、当時スイスでたちまち人気となり、スイスの子ども達であれば知らない子どもが居ない程、愛されて、スイスの伝統的なブランドとなりました。
今では、Tiger Finkを履いた子供はお母さん、お父さんになり、自分の子供にもこの靴を選んでいます。
スイスのチョコレート、乳製品、時計は世界的に有名になりましたが、Tiger Finkは、長い間スイス国内の人々だけに愛されてきました。今、Tiger Swissは国境を超え、世界の子ども達の足元を彩ろうとしています。
一番の不思議は、この靴が豹柄のように見えるのに、どうしてタイガーという名前が付けられているのか?と言う事です。実は誰にもわからないのです。
きっとこの靴を履く子ども達が、伸びやかでしなやかな生命力に溢れ、健やかで賢い子供に育ってほしいと言う願いが込められていたからかもしれません。
スイスから愛をこめてTiger Swissは伝統的な製造方法が受け継がれています。
Tiger Swissの工場は、創業以来スイスのディーセンホーフェンと言う町にありましたが、
1980年代からはポーランドに工場を移転しました。
工場では創業当時と同じように熟練した従業員により、精巧な手作業でTiger Swissの靴が製造されています。
従業員は全員15年以上(中には30年以上)働き続けています。